シント=トロイデン

シント=トロイデン(仏語名サン=トロン)は、ベルギー・リンブルフ州にある歴史豊かな都市です。7世紀にフランク貴族の聖トルードが修道院を建てたことが起源で、11世紀に最盛期を迎え、13世紀にはリエージュ司教区の主要都市に数えられました。しかし、1467年のブルゴーニュ公による征服後は衰退し、20世紀には第一次世界大戦(1914年)で市民20人が犠牲になるなど、戦争の影響も受けました。第二次世界大戦中は、ドイツ空軍の夜間戦闘機基地が置かれ、「サン・トロンの幽霊」と呼ばれたエース・パイロットが活躍したことでも知られています。現在は、17世紀の市庁舎(鐘楼はユネスコ世界遺産)や13世紀のベギン会修道院(世界遺産)など、見どころが多い観光都市です。また、サッカークラブ「シント=トロイデンVV」の本拠地であり、作家オルダス・ハクスリーの妻の出身地としても有名です。