岡本綾子

岡本綾子(おかもと あやこ)— 世界に挑んだ日本女子ゴルフの先駆者

岡本綾子(1951年4月2日生まれ)は、広島県東広島市出身の女子プロゴルファーで、樋口久子らとともに日本女子ゴルフ界の基盤を築いた伝説的選手です。ソフトボールで鍛えた強靭な足腰と豪打を武器に、日本ツアーで44勝、アメリカLPGAツアーで17勝を挙げ、1987年にはアメリカ人以外で史上初のLPGAツアー賞金女王に輝きました。

日本の女子選手として初めて本格的に米ツアーへ参戦し、「世界のアヤコ」と呼ばれて1980年代の日本中を熱狂させました。特に1987年の全米女子オープンでは、日米英3カ国のトップ選手による6日間の大激戦を演じ、米国ゴルフ史に名を刻んでいます。

2005年には世界ゴルフ殿堂入りを果たし(日本人3人目)、2014年には日本プロゴルフ殿堂にも選出されました。引退後は後進の指導にも力を注ぎ、2014年には日本プロゴルフ協会(PGA)初の女性理事に就任。現在も「半農・半ゴルフ生活」を送りながら、解説者や指導者として活躍を続けています。