大韓航空

大韓航空は、韓国最大の航空会社であり、同国のフラッグ・キャリアです。仁川国際空港を国際線ハブとし、スカイチームの創設メンバーとして、スカイトラックスの「ファイブスター航空会社」に認定されるなど、世界有数のサービス品質を誇ります。その歴史は1962年の国営会社設立に始まり、1969年に韓進グループ創業者・趙重勲氏によって民営化されました。同社は2014年の「ナッツ・リターン事件」など創業家を巡る不祥事でイメージを損ねた一方、2020年には競合のアシアナ航空を買収し、2024年12月に子会社化して韓国航空業界の再編を主導しました。機内食の「ビビンバ」が国際的な賞を受賞するなどサービス面での評価も高く、2025年には41年ぶりに企業ロゴを刷新し、新デザインの機材を導入しています。日本とは1960年代から路線を開設するなど深い関係にありますが、2011年には竹島上空でのデモ飛行を巡り日本政府が抗議するなど、領土問題を背景にした摩擦も起きています。