万引き

万引きとは、買い物客を装って店内の商品を支払いなく持ち去る窃盗行為の通称で、江戸時代から存在する言葉です。米カリフォルニア州では950ドル以下の盗難を軽犯罪とする州法(プロポジション47)が被害拡大を招き、2024年の住民投票で廃止されるなど、海外でも問題視されています。日本では2007年の被害推定額が約4615億円(書店だけでも約192億円)に上り、粗利が低い店では一つ盗まれるだけで数十点の販売が必要となる経営上の死活問題です。法律上は刑法第235条の窃盗罪(10年以下の拘禁刑、50万円以下罰金)に該当し、逃亡中に店員に暴行を加えると強盗罪へと発展します。犯罪は「誘惑」と「機会」の2要素で発生するとされ、店側は監視カメラの設置や死角の鏡、従業員の教育など「機会」を断つ対策を進めています。