1964年のメジャーリーグベースボール

1964年のMLBシーズンは4月13日に開幕し、ナショナルリーグではセントルイス・カージナルスが18年ぶり10度目の優勝、アメリカンリーグではニューヨーク・ヤンキースが5年連続29度目の優勝を果たしました。ワールドシリーズではカージナルスがヤンキースを4勝3敗で破り、18年ぶり7度目の世界一に輝きました。この年最大の話題は、フィラデルフィア・フィリーズの「世紀の大失速」です。9月20日時点で6.5ゲーム差の首位を走っていたフィリーズが、終盤に10連敗を喫し、逆転でカージナルスに優勝を奪われました。ヤンキースはミッキー・マントルがワールドシリーズ通算18本塁打の新記録を樹立しましたが、黄金時代に終止符を打たれ、以後10年以上優勝から遠ざかる低迷期に入りました。個人タイトルでは、ロベルト・クレメンテが首位打者、ウィリー・メイズが本塁打王、ケン・ボイヤーが打点王とMVPを獲得するなど、激しいペナントレースが展開されました。