流星ワゴン

『流星ワゴン』は、重松清による長編小説で、2001年に『小説現代』で連載され、2002年に講談社から刊行された。直木賞受賞後の第一作として注目を集め、2002年度の『本の雑誌』年間ベスト1にも選ばれた。物語は、リストラや家庭崩壊に直面した38歳の永田一雄が、5年前に事故死した橋本親子の乗る謎のワゴン車に導かれ、人生の分岐点へとタイムスリップする姿を描く。そこで一雄は、同い年の38歳だった父・忠雄と出会い、家族の絆や人生の意味を見つめ直していく。この作品は2005年に劇団銅鑼、2011年に演劇集団キャラメルボックスによって舞台化されたほか、2015年にはTBS系「日曜劇場」でテレビドラマ化され、西島秀俊香川照之が主演を務めた。ドラマ版では舞台を広島県福山市鞆の浦に設定し、主人公の年齢を43歳に変更するなど、独自のアレンジが加えられ、サザンオールスターズの主題歌も話題となった。