アルベルト・オルマエチェア

アルベルト・オルマエチャは、スペイン・バスク地方のエイバル出身で、現役時代は主にレアル・ソシエダで活躍したサッカー選手であり、同クラブの黄金期を築いた名指導者です。選手としてはフルバックとしてプレーし、1958年に地元のSDエイバルでデビュー後、1959年にレアル・ソシエダへ移籍。同クラブでは公式戦通算280試合に出場し、1966-67シーズンのプリメーラ・ディビシオン昇格などに貢献した後、1974年に引退しました。

指導者としては、1978年からレアル・ソシエダの監督に就任し、1980-81シーズンにクラブ史上初のリーグ優勝を果たすと、翌1981-82シーズンにも連覇を達成。さらに、1982年と1983年にはコパ・デル・レイでも連覇するという輝かしい実績を残しました。1985年に同監督を退任後、1986年にはヘラクレスCFを短期間指揮しただけでプロ指導者の世界から引退し、以降は草サッカーを楽しんだり、地元紙『エル・ディアリオ・バスコ』にコラムを執筆するなど穏やかな生活を送りました。長い闘病生活の末、2005年10月28日にサン・セバスティアンで死去しました。その功績を称え、レアル・ソシエダの本拠地アノエタ・スタジアムには彼の胸像が今も飾られています。