CH-53E (航空機)
CH-53E(愛称「スーパースタリオン」)は、アメリカのシコルスキー社が米海兵隊向けに開発した重輸送ヘリコプターで、CH-53シースタリオンの改良型です。機体左側に3基目のエンジンを増設し、主回転翼を6枚から7枚に変更、直径も拡大するなど徹底的な強化が図られ、最大約13.6トンの積載能力と約16.3トンの吊り下げ能力を持ち、LAV-25装甲車の吊り下げ輸送も可能です。
派生型には、大型燃料タンク(スポンソン)を備えた機雷掃海専用のMH-53Eシードラゴンがあり、海上自衛隊も1989年からFMS(対外有償軍事援助)で導入し、岩国基地の第111航空隊で運用しました。しかし、耐用命数(6,000時間)の超過に伴い2009年から除籍が始まり、2017年3月3日に最後の2機が退役し、後継機のMCH-101に役目を譲っています。
一方、最新の改良型としてCH-53Kキングスタリオンが2015年に公開されており、最大積載量の面から西側諸国製としては最大のヘリコプターとされています。運用面では、米海軍安全センターの統計で1964年度から2010年度まで年平均2.4件の重大事故(クラスA)が発生しており、1995年の相模湾での海自機炎上(8名死亡)や2016年のハワイ沖での2機衝突墜落(12名全員死亡)など、多くの痛ましい事故も記録されています。その圧倒的な機体は映画『トランスフォーマー』やゲーム『CoD:MWII』など数多くの作品に登場し、軍用大型ヘリコプターの象徴的存在です。
Source: CH-53E (航空機) — Wikipedia · Summary by RollWiki AI · Language: Japanese
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