張本勲

張本勲(はりもと いさお)まとめ

張本勲(1940年6月19日 - 2026年9月9日)は、広島県広島市出身のプロ野球選手で、日本プロ野球(NPB)唯一の通算3000安打達成者であり、通算3085本のNPB記録保持者です。また、史上最多となる16度のシーズン打率3割9年連続打率3割、さらには7度の首位打者獲得など数々の記録を打ち立て、「安打製造機」の異名を取りました。

在日韓国人2世として生まれ、2025年に日本へ帰化したことを明かしており、帰化前の本名は張勲(チャン・フン)でした。幼少期には右手に大やけどを負い指の自由を失うも、利き手を変える大改造で野球を続けました。また、5歳の時に広島で被爆し、自身は一命を取り留めたものの、姉を失うなど過酷な経験をしています。

貧しい生活から這い上がるため「母親に広い家をプレゼントする」という夢を胸に野球に打ち込み、名球会の中心的存在として活躍。引退後は解説者としても親しまれ、その歯に衣着せぬ発言で知られました。彼の生涯は、差別や貧困、戦争の悲劇を乗り越え、努力と才能で頂点に上り詰めた不屈の物語として、今も多くの人に語り継がれています。