木更津市

木更津市は千葉県南西部に位置し、人口約13.6万人を擁する東京湾に面した港湾都市です。古くから港町として栄え、明治初期には木更津県の県庁が置かれた歴史を持ち、現在は国際会議観光都市にも認定されています。東京湾アクアラインの着岸地として近年急速に発展し、北部の金田地区では三井アウトレットパークなどの大型商業施設やニュータウンが整備され、2013年から2018年の5年間で地価が15.4%上昇するなど人口流入が続いています。南部の鎌足地区にはバイオテクノロジー研究拠点「かずさアカデミアパーク」が整備され、学術・研究の中心地となっています。地形的には小櫃川が流れ、河口には広大な盤洲干潟が広がりますが、名産品である東京湾の海苔やアサリは外来種の影響や後継者不足により近年漁獲量が減少しています。文化面では、童謡『証城寺の狸囃子』やドラマ『木更津キャッツアイ』の舞台、ロックバンド「氣志團」結成の地として有名で、地名の由来は倭建命伝説にあり、江戸時代には請西藩が置かれ最後の藩主が新政府に抵抗して改易されたという興味深い歴史も持っています。