耶馬渓

耶馬渓は、大分県中津市を流れる山国川上・中流域に広がる渓谷で、日本三大奇勝の一つに数えられ、日本新三景にも選定されています。新生代第四紀の火山活動による凝灰岩などが侵食されてできた奇岩や洞窟が連なる絶景で、1818年に儒学者の頼山陽がこの地を訪れ、「耶馬渓天下無」と詠んだことが名前の由来です。1894年には福澤諭吉が景観保全のため私財を投じて土地を購入したという逸話も残ります。1923年に名勝に指定され、1950年には耶馬日田英彦山国定公園に含まれ、2017年には日本遺産にも認定されました。名所としては、僧侶がノミ一本で掘り抜いた「青の洞門」や、日本最長の石造アーチ橋「耶馬渓橋」、8つの絶景を一望できる「一目八景」などが有名です。