円相場
円相場とは、円と外貨の交換比率(為替レート)のことで、通常は「1ドル=110円」のように外貨1単位に対する円貨額で表示されます。基準となる水準より円の価値が高い状態を「円高」、低い状態を「円安」と呼び、例えば1ドル120円から110円に変化すると円高となります。
円高になると輸入品が割安になり海外旅行も有利になる一方、輸出企業の収益を圧迫し、国内雇用や賃金に悪影響を及ぼす可能性があります。逆に円安は輸出競争力を高めるメリットがあるものの、食料自給率の低い日本では輸入食品の価格上昇を通じて庶民の生活を直撃し、内需系の中小企業にも打撃を与えると指摘されています。
経済学者の試算では、10%の円高は実質GDPを0.54%押し下げるとされ、2007年には1ドル95円~125円のレンジで推移しました。また、2013年以降は海外現地生産の増加などにより輸出の為替感応度が低下しており、円安による交易条件の悪化が実質賃金を下げるという指摘もあり、その影響は一様ではないことがうかがえます。
Source: 円相場 — Wikipedia · Summary by RollWiki AI · Language: Japanese