品川徹

品川徹(しながわ とおる)— 日本の俳優・声優

品川徹(1935年12月14日 - 2026年8月29日)は、北海道旭川市出身の男性俳優・声優で、生涯を通じて舞台・映画・テレビと幅広く活躍しました。幼少期は勉強嫌いで家具職人として修行を積んでいましたが、定時制高校で演劇部に所属したことをきっかけに役者を志し、上京して舞台芸術学院で3年間学びました。1968年には演出家の太田省吾らと劇団転形劇場を設立し、16年間にわたり多数の舞台に出演、海外の演劇祭にも参加するなど、太田との出会いがなければ「役者としての品川徹は存在しなかった」と語るほどの重要な関係を築きました。テレビではNHK大河ドラマに『元禄繚乱』(1999年)、『功名が辻』(2006年)、『鎌倉殿の13人』(2022年)など7作品に出演し、『白い巨塔』(2003年)や『ドラゴン桜』など数多くの人気ドラマで存在感を示しました。俳優になっていなければ「指揮者」になりたかったと語るほどクラシック音楽を愛し、LPレコードを多数所蔵していたというエピソードも残しています。90歳で亡くなるまで現役で活動を続け、2024年放送の『JKと六法全書』にも出演するなど、晩年まで第一線で活躍し続けた稀有な役者でした。