カールトン・フィスク

カールトン・フィスクは、1970年代から90年代にかけてMLBで活躍した強打の名捕手で、「パッジ」の愛称で親しまれた。彼の最大の見せ場は1975年のワールドシリーズ第6戦、シンシナティ・レッズ相手に延長12回裏に放った左翼ポール直撃のサヨナラ本塁打であり、その仕草が「ヌレエフダンス」と称される野球史に残る名シーンとなった。フィスクは捕手として2226試合に出場するア・リーグ記録を樹立し、通算11回のオールスター選出(43歳での最高齢安打)を誇るなど、驚異的な持久力を見せた。彼はレッドソックス(背番号27)とホワイトソックス(背番号72)の両球団で背番号が永久欠番に指定されるという稀有な名誉を受けている。1972年には満票で新人王を獲得し、ゴールドグラブ賞や3度のシルバースラッガー賞を受賞するなど輝かしい実績を残し、2000年にはアメリカ野球殿堂入りを果たした。