交通情報

交通情報とは、道路の渋滞や通行止め、工事、事故などの交通に関する情報を指し、道路上の電光掲示板やVICS、ラジオ・テレビ、インターネットなどを通じて提供されています。日本では1957年に文化放送の『交通ニュース』が放送の先駆けとなり、その後1963年に警視庁と大阪府警に交通情報センターが開設され、1970年には日本道路交通情報センター(JARTIC) が設立されました。情報収集はかつてヘリコプターやパトロールカーによる目視が中心でしたが、現在は道路に設置された車両感知器が超音波や紫外線センサーで渋滞状況を自動収集し、光ファイバー通信網を通じて各管制センターに集約されています。放送ではJARTIC職員や各局のアナウンサーが情報を伝え、NHKでは大型連休や年末年始に全国の高速道路情報を終日体制で放送するほか、鉄道や航空機、フェリーなどの公共交通機関の運行情報も提供されています。欧米ではフランスやドイツ、イギリス、アメリカでも文字表示板やハイウェイラジオ、インターネットによる情報提供が導入されていますが、日本のような図形情報板やVICSのシステムはヨーロッパでは採用されていません。