フォーミュラ・ドリフト

フォーミュラ・ドリフトは、2004年にD1グランプリの成功や映画『ワイルド・スピード』シリーズのヒットをきっかけに誕生した、アメリカ発祥のプロドリフトレースシリーズです。PROを頂点にPROSPECPRO AMの3階級で構成され、最大の特徴はオーバルコースのバンク(傾斜)を利用したコース設計で、ロングビーチなどの市街地コースも存在します。日本勢も活躍し、吉原大二郎が2011年、斎藤太吾が2012年に年間チャンピオンを獲得しており、近年は田口和也や益山航などの若手も参戦しています。車両はFR駆動が基本で、GM製V8エンジンへの換装が主流となり1000馬力超を発揮する一方、重量(約1,225kg〜1,542kg)とタイヤ幅(260mm〜320mm)には厳格な規定があります。競技は土曜の予選を経て日曜に2台同時走行の「タンデムバトル」で実施され、コースライン・ドリフト角度・スタイルの3項目で審査され、センサー付きパイロンで通過が判断されます。日本のシリーズ「フォーミュラ・ドリフト ジャパン」は2015年に正式スタートし、D1GPと異なり18歳未満のドライバーが親権者の同意で参戦できるのが大きな特徴で、ゲーム『Forza Motorsport』とのコラボレーションも行っています。