伊東勤

伊東勤(1962年8月29日生)は、熊本県出身の元プロ野球選手で、西武ライオンズ黄金時代の正捕手として知られています。高校時代に当時の監督・根本陸夫の「囲い込み」戦略で球団職員を経て入団する異例の経歴を持ち、1981年のドラフト1位で西武に入団しました。

1984年に正捕手の座を掴むと、ベストナイン10回(捕手部門歴代2位)、ゴールデングラブ賞11回(捕手部門歴代最多)という輝かしい実績を残し、チームの黄金期を支えました。1991年には捕手として球界初の年俸1億円プレーヤーとなり、その功績が高く評価されました。

現役時代は、1989年の近鉄戦でラルフ・ブライアントに4打席連続本塁打を浴びる屈辱や、1990年に頭部死球を受けながら翌日ホームランを放つなど、数々のエピソードでも知られています。引退後は監督やコーチ、解説者として活躍し、現在も野球界に貢献し続けている、西武史に残る名捕手です。