TOHOシネマズ日劇

TOHOシネマズ日劇は、東京都千代田区有楽町の有楽町マリオンにあった映画館群で、1984年の開業から2018年まで34年間にわたり営業しました。当初は「日本劇場」「日劇東宝」「日劇プラザ」という名称でしたが、2002年に「日劇PLEX」へ、2009年に「TOHOシネマズ日劇」へと改称されました。特にスクリーン1は洋画大作の上映館として知られ、『タイタニック』や『ジュラシック・パーク』『バック・トゥ・ザ・フューチャー』など数多くの名作を上映し、2015年からは日本最多の座席数を誇るスクリーンとなっていました。

閉館当日の2018年2月4日には『ゴジラ』『タイタニック』『君の名は。』が上映され、『ゴジラ』上映後には俳優の宝田明が最後の舞台挨拶で涙を見せる感動的な場面もありました。支配人の佐藤希が「1億人以上のお客さまに愛されて上映を続けられた」と感謝を述べる中、拍手に包まれて幕を閉じ、有楽町で85年続いた「日劇」の名称に終止符が打たれました。跡地には2018年に貸ホール「ヒューリックホール東京」と、コニカミノルタのプラネタリウム施設「コニカミノルタプラネタリア TOKYO」がそれぞれオープンし、現在は映画館としての面影を新たな文化施設として受け継いでいます。