ラグビーオーストラリア代表

ラグビーオーストラリア代表は、愛称「ワラビーズ」として知られるオーストラリアのナショナルチームで、1882年のニュージーランド遠征や1899年の初公式テストマッチに始まる長い歴史を持つ。その愛称は、1908年の英国遠征で現地メディアが付けた侮辱的な「ラビッツ」という呼び名を選手たちが拒否し、「ワラビーズ」に変更したことに由来する。1980年代から90年代にかけて黄金期を迎え、1984年にはグランドスラム(イングランド、アイルランド、ウェールズ、スコットランドに全勝)を達成し、ラグビーワールドカップでは1991年と1999年の2度優勝を果たした。しかし、2003年のワールドカップ決勝でイングランドに延長戦の末敗れたほか、2008年には南アフリカに8対53という歴史的大敗を喫するなど低迷期も経験した。この間、ヘッドコーチが短期間で次々と交代する不安定な時期が続いた。それでも、2015年ワールドカップでは開催国のイングランドを撃破するなど復調の兆しも見せており、世界屈指の強豪としての伝統を現在も維持している。