ハノイ

ハノイはベトナム社会主義共和国の首都で、紅河右岸に位置し、2019年時点の人口は約805万人を数える国内第2の都市です。政治・文化の中心地として知られ、経済の中心地であるホーチミン市とは対照的な役割を担っています。その歴史は古く、7世紀に唐の安南都護府が置かれ、11世紀の李朝が「昇龍」と名付けて都を定めて以来、1802年まで王都として繁栄しました。1831年に現在の名称「ハノイ」となり、フランス領インドシナの中心地を経て、1945年9月2日にベトナム民主共和国(北ベトナム)の独立が宣言された地でもあります。ベトナム戦争では爆撃を受けましたが、1976年の南北統一後はベトナム社会主義共和国の首都となり、2010年には遷都1000周年を祝う記念行事が行われました。2008年には周辺省と合併して面積が約3.6倍に拡大し、一柱寺などの史跡や工業・農産物の集散地としても知られる東南アジア有数の世界都市です。