2008年

2008年(平成20年)は、火曜日から始まる閏年で、京都議定書の約束期間がスタートし、ニューヨーク原油先物が初の1バレル100ドル台を記録するなど、環境と経済の転換点となりました。政治面では、アメリカ大統領選挙の予備選挙が本格化し、1月のアイオワ州党員集会でオバマ氏が勝利、2月の「スーパーチューズデー」ではマケイン氏とオバマ氏(クリントン氏)が激戦を繰り広げました。日本関連では、松下電器が10月から「パナソニック」へ社名変更することを発表し、中国製冷凍餃子から殺虫剤成分が検出される事件が日中間の外交問題に発展しました。世界各地では、バグダッドで観測史上初の降雪、ロンドン・ヒースロー空港でのボーイング777不時着事故、韓国ソウルの国宝・南大門の全焼など、衝撃的な出来事が相次ぎました。また、スティーヴン・スピルバーグ監督がダルフール問題を理由に北京オリンピックの芸術監督を辞退し、オーストラリアのラッド首相が先住民「盗まれた世代」への公式謝罪を行うなど、国際社会の倫理観を問う動きも目立ちました。さらに、東ティモールのラモス・ホルタ大統領が銃撃され重傷を負うなど、地域の安定を脅かす事件も発生した年でした。