シネマコンプレックス

シネマコンプレックス(シネコン)は、同一施設内に複数のスクリーンを備えた映画館で、北米発祥のマルチプレックスをモデルとしています。日本では通常5〜13スクリーン程度が一般的で、国内最多は愛知県豊橋市のユナイテッド・シネマ豊橋18(18スクリーン)ですが、世界最大級では米カリフォルニア州のAMCオンタリオミルズ30(30スクリーン、1996年開館)や、スペイン・マドリードのキネポリス(約9,200席)が挙げられます。

多くはショッピングセンターのテナントとして運営され、駐車場の共有やスタジアムシート、完全入替制、飲食物販売の重視など従来館と異なる特徴を持ち、1990年代の登場以降、日本の映画人口を約1億2千万人から1億6千万人以上へと回復させました。2020年12月末時点で、日本の全映画館581サイト・3,616スクリーンのうち、シネマコンプレックスは354サイト・3,192スクリーンを占め、最大手はイオンエンターテイメント(イオンシネマ)です。一方で、2001年以降は映画人口が横ばいとなり、市場の飽和状態も指摘されています。