NHK仙台放送局

NHK仙台放送局は、宮城県仙台市に拠点を置く日本放送協会(NHK)の地域放送局で、宮城県の総合テレビ・Eテレ・AM・FM放送を担うだけでなく、東北地方6県を統括する拠点局として、東北ブロック向けの番組制作の中心的な役割を果たしています。

その歴史は古く、1928年(昭和3年)にラジオ放送を開始し、1956年にはテレビ放送を開始しました。特に2011年3月の東日本大震災では、局舎の一部が被害を受け停電する中でも非常電源で緊急報道を継続し、被災地の情報拠点として重要な使命を果たしました。

震災による老朽化と移転の機運を受け、2018年(平成30年)2月には仙台市青葉区本町に新放送会館が開館。1階と2階は「定禅寺メディアステーション」という一般公開スペースとなり、オープンスタジオや東日本大震災の記録展示コーナーが設けられています。

技術面では、2005年12月に地上デジタル放送を開始し、2012年3月にアナログ放送を終了。2013年からはネットラジオ「らじる★らじる」の配信も開始しました。また、2017年には台湾のテレビ局との間で番組制作に関する協定を結ぶなど、国際交流も積極的に行っています。

組織面では、2023年(令和5年)4月の「令和改革」により、これまでの部制から「センター制」へと再編され、経営管理・コンテンツ・視聴者リレーションの3つのセンター体制に新しくなり、地域放送のさらなる効率化を図っています。