伊勢新聞

伊勢新聞の概要

伊勢新聞(いせしんぶん)は、1878年(明治11年)1月17日に松本宗一によって創刊された、三重県の県紙です。西南戦争の翌年に不平士族が中心となって設立され、同じ題字としては日本最古の日刊新聞として知られています。

社員数は約45名と地方紙の中では小規模で、県内シェアでは中日新聞に及ばないものの、主婦を中心とした「ホームライター」と呼ばれるアルバイト記者を大量に採用する独自の体制を取っています。紙面では自社取材記事に漢数字を、それ以外の記事に洋数字を使用するという特徴的な表記ルールを採用しており、2001年には日本新聞協会加盟社でいち早く紙面の12段化を実施しました。

論調は概ね保守的で、2001年の小泉純一郎首相による靖国神社参拝や2006年の教育基本法改定を積極的に支持しました。歴史的には、1942年の戦時報道統制で県内の他紙を吸収合併して一県一紙体制を確立し、1945年の津市大空襲で本社が全焼しながらも8月30日に復興第1号を発行するなど、幾多の困難を乗り越えてきました。

現在は朝刊のみの発行で、本社を津市に置き、東京・名古屋・大阪に支社を展開。2022年8月16日には紙齢5万号を達成し、創刊から140年以上にわたり三重県の地域情報を発信し続けています。