2013年のメジャーリーグベースボール

2013年のMLBは、アメリカ野球殿堂で1996年以来17年ぶりに該当者なしという異例の幕開けとなり、マリナーズのフェリックス・ヘルナンデスが総額1億7500万ドル、タイガースのジャスティン・バーランダーが1億8000万ドルと、投手史上最高額の大型契約が相次ぎました。

日本人選手では、ダルビッシュ有が開幕直後に完全試合をあと1人で逃し、藤川球児がメジャー初セーブを記録。松井秀喜はヤンキースで引退セレモニーを行い、松坂大輔はインディアンスからメッツへ移籍するなど、日本勢の活躍と去就が注目を集めました。

レッドソックスの連続完売記録が794試合で止まる一方、エンゼルスのマイク・トラウトがア・リーグ最年少でのサイクル安打を達成。オールスターでは引退を表明していたマリアノ・リベラがMVPに輝くなど、記録とドラマが満載でした。

シーズン中盤にはバイオジェネシス・スキャンダルが発覚し、アレックス・ロドリゲスに2014年シーズン終了までの出場停止、他12選手に50試合の出場停止処分が下されるなど、薬物問題がリーグを揺るがしました。

MLBは2014年3月に史上初のオーストラリア公式戦をシドニーで開催することを発表し、国際化を推進。また、アリゾナでは球団史上最長の7時間6分に及ぶ延長18回の死闘が繰り広げられました。

ベテランの引退(ブランドン・ウェブ、マリアノ・リベラ)と新たな記録が交錯した2013年は、日本選手の活躍と薬物問題の両面で記憶に残るシーズンとなりました。