噴火

火山噴火は、マグマや火山灰が地表に噴出する現象で、気象庁は固形物が100~300メートル以上飛散した場合を「噴火」と記録します。その様式はマグマの粘性や揮発性成分の量によって大きく異なり、流動性の高いハワイ式(溶岩流)から、爆発的なプリニー式(大規模噴火)まで多岐にわたります。歴史的な例としては、西暦79年のヴェスヴィオ火山(ポンペイを埋没)、1991年のピナトゥボ山(VEI6)、1783年の浅間山(天明大噴火)などが挙げられます。1783年のアイスランド・ラキ火山の噴火は、大量の有毒ガスで地球全体の気温を下げ、フランス革命や日本の天明の大飢饉の一因となったと言われています。噴火の場所も重要で、水中では枕状溶岩が形成され、氷河の下では氷底湖が決壊して大洪水(ヨークルフロイプ)を引き起こすことがあります。噴火の規模は火山爆発指数(VEI)で表され、約3億立方メートル以上の噴出物を出す噴火は「大噴火」と分類されます。