白鵬翔

白鵬翔 – 第69代横綱の軌跡

白鵬翔(はくほう・しょう、1985年3月11日 - )は、モンゴル・ウランバートル出身の元大相撲力士で、第69代横綱として2007年7月場所から2021年9月場所までその地位に君臨しました。父はモンゴル相撲の王者であり、メキシコ五輪レスリング銀メダリストという国民的英雄で、母はチンギス・ハーン家系の元外科医という名門の家柄です。少年時代は伯父の牧場で過ごし、馬で羊の世話をしながら、空腹時には草原のマーモット(タルバガン)を狩って食べた経験が、後の横綱のしなやかな足腰を育てたといいます。2000年に来日し、当初は受け入れ先がなかなか見つからず苦労しましたが、同じモンゴル出身の旭鷲山の仲介で宮城野部屋に入門。身長175cm・体重68kgの小柄な体から、急激な成長と才能の開花を見せ、2004年には19歳1か月で新入幕(外国人力士史上最年少)、2007年に横綱へ昇進しました。2019年9月には日本国籍を取得し、アジア初のユネスコ・スポーツ・チャンピオンにも選ばれるなど、角界のみならず国際的なスポーツ界でも多大な功績を残しました。