吉田沙保里

吉田沙保里(1982年10月5日生まれ)は、日本が世界に誇る伝説の女子レスリング選手で、世界大会16連覇と個人戦206連勝を記録した“霊長類最強女子”の異名で知られています。3歳からレスリング指導者だった父・吉田栄勝氏の指導を受け、2004年アテネ、2008年北京、2012年ロンドンのオリンピックで金メダル3連覇を達成。2012年にはギネス世界記録に認定され、国民栄誉賞と紫綬褒章(3度)も受賞しました。世界選手権では13連覇を成し遂げ、ロシアの“霊長類最強の男”アレクサンドル・カレリンの記録を更新するなど、国内外で“女帝”と称される圧倒的な強さを誇りました。しかし、2016年リオデジャネイロ大会では日本選手団の主将を務めながらも、決勝でアメリカのヘレン・マルーリスに逆転負けを許し、銀メダルに終わったことで15年間守り続けた世界大会連覇が止まり、号泣しながら亡き父へ感謝を伝える姿が大きな感動を呼びました。その後も現役を続行しつつコーチも務めましたが、2019年1月に引退を表明。現在は指導者として後進の育成と競技の普及に尽力しています。