苫小牧市

苫小牧市の概要

苫小牧市は北海道南西部の胆振総合振興局に位置する工業都市・港湾都市で、新千歳空港と苫小牧港を有し、国内第3位・道内首位の貨物取扱量を誇る港町です。1800年に八王子千人同心が勇払に入植したのが始まりで、1873年に開拓使出張所が移転し「苫小牧」の名称が太政官布告で正式に定められました。1963年には世界初の内陸掘込港湾となる苫小牧港(西港)が開港し、1980年には東港も開港、現在は日本一の内航取扱貨物量を記録しています。

市名の由来はアイヌ語の「ト・マコマイ」(沼のある山奥に入っていく川)とされ、松浦武四郎の『初航蝦夷日記』に「トフマコマフ」として文献初出が見られます。王子製紙の進出(1910年)による製紙業の発展や、世界最大級の地上タンク方式石油備蓄施設(苫東)の存在も特徴的です。また、ホッキ貝の漁獲量日本一を誇り、2002年に「市の貝」に制定されたほか、1966年には日本初の「スポーツ都市宣言」を行い、1995年からは全国初の「スポーツマスター制度」を実施するなど、スポーツ振興にも積極的です。人口は16万人を超え、2018年には釧路市を抜いて道内4番目の都市となっています。