槍ヶ岳

槍ヶ岳は、長野県と岐阜県にまたがる飛騨山脈南部に位置する標高3,180mの山で、日本で5番目に高い高峰です。氷河の浸食によって形成された、天を突く槍のような尖った山容が特徴で、中部山岳国立公園の特別保護地区に指定されています。

1828年に僧の播隆上人が初登頂して開山し、その後1878年にはウィリアム・ゴーランドが外国人として初登頂、1913年にはウェストン夫人が女性として初登頂を果たしました。

現在は「表銀座」「裏銀座」と呼ばれる人気の縦走ルートがあり、山頂直下の急峻な岩場には鎖やハシゴが設置されていますが、1936年の加藤文太郎遭難や1959年の専修大学パーティー雪崩事故など、厳しい山としての一面も知られています。

山頂からの眺望は素晴らしく、富士山や南アルプス、北アルプス全域を見渡せる絶好の展望台として、多くの登山者に憧れの的とされています。