サウジアラビア

サウジアラビアは、アラビア半島の大部分を占める絶対君主制国家で、首都はリヤド、イスラム教の聖地メッカとメディナを擁し、世界第2位の原油埋蔵量とG20唯一のアラブ加盟国として知られています。国名は統治王家「サウード家」に由来し、1744年の宗教指導者との盟約を起源とし、1932年に現在のサウジアラビア王国として統一されました。1938年の油田発見と1973年の石油危機を経て、石油収入による経済的繁栄と国際的影響力を獲得しました。現在はサルマーン国王が在位し、2015年以降は皇太子ムハンマド・ビン・サルマーンが実権を握り、経済改革などを進めています。政治体制はワッハーブ主義に基づく政教一致の絶対君主制で、憲法としてクルアーンを頂く一方、死刑制度や女性の人権制限などに対し国際社会から批判もあります。また、1990年の湾岸危機では米軍駐留を許可し、これが後の反米テロ組織アルカーイダ誕生の一因となった歴史も持っています。