校長

校長は、学校などの教育機関に置かれる最上位の教職員で、校務を統括し、職員を監督する重要な役割を担います。日本では、大学は「学長」、幼稚園は「園長」と呼ばれ、東京都には「統括校長」という特別な職も設けられています。校長になるために教員免許は必須ではありませんが、通常は教員免許と5年以上の教育経験、または10年以上の教育関連職歴が必要で、近年は民間企業出身者(民間人校長)も増加しています。また、校長には退学・停学などの懲戒権が認められていますが、体罰は法律で禁止されています。アメリカでは1830年代から免許制度が始まり、1989年までに全州で免許制が導入されました。一方、世界的に見ると、イギリスでは校長のなり手不足が深刻なのに対し、中国では権力が強く汚職しやすいために志望者が殺到するという対照的な事情があります。