バングラデシュ

バングラデシュ人民共和国は南アジアに位置する共和制国家で、インドとミャンマーに囲まれ、首都はダッカです。国名は「ベンガル人の国」を意味し、かつては「黄金のベンガル」と称された肥沃な地域でした。

歴史的には、1947年のインド独立時にイスラム教徒地域としてパキスタンの一部(東パキスタン)となりましたが、言語や文化の違いから対立が深まり、1971年の独立戦争とインドの介入を経てパキスタンから独立しました。

現在の人口は約1億6,468万人で世界第8位、都市国家を除けば世界で最も人口密度が高い国です。経済面では、かつては農業が中心でしたが、近年は安価な労働力を活かした製造業(特にスマートフォンなど)の進出が著しく、新興国「NEXT11」の一つに数えられ、2021年にはBRICS系の新開発銀行に加盟しました。

一方で、インフラ未整備や行政の非効率から現在もアジアの最貧国の一つに属します。国旗は緑地に赤い円を描いたデザインで、豊かな大地と独立のために流された血を象徴しています。