全日本空輸

全日本空輸(ANA)は、東京都港区に本社を置く日本最大級の航空会社で、ANAホールディングスの完全子会社として国際線・国内線ともに利用旅客数国内第1位を誇り、世界最大の航空連合スターアライアンスの正会員でもあります。1958年に日本ヘリコプター輸送と極東航空の合併により誕生し、初代社長には元朝日新聞社の美土路昌一が就任、当初から日本国内最大のネットワークを築きました。同社の特徴的な経営手法として「総代理店制度」を採用し、各地の有力企業(名鉄グループなど)と提携して営業や空港業務を委託したことで、特に名古屋の名鉄グループとは現在も強い資本関係が続いています。ボーイング787(ドリームライナー)の開発ではローンチカスタマーとなり、機体主要部品を愛知県の中部国際空港から米国シアトルへ輸送するなど、中部地方の産業界との親密な関係が他社にはない特色となっています。また、1964年の東京オリンピックではYS-11で聖火を全国に空輸した実績を持ち、2013年以降はイギリスのスカイトラックス社から最高評価の「5つ星航空会社」に認定され続けています。