三塁手

野球やソフトボールにおける三塁手(守備番号5)は、一塁までの送球距離が内野で最も遠いため、強肩と正確な送球に加え、速い打球への反射神経が不可欠なポジションです。また、三塁線のゴロ処理や、走者がベースを確実に踏んだかを監視する役目も担い、プロでは左投げの三塁手がほぼ存在しないという特徴があります。日本プロ野球(NPB)では長嶋茂雄の影響により「強打者の花形ポジション」と称されてきましたが、2000年代以降はその存在が減少し、2016年には「規定打席到達&100試合以上三塁手」を満たした日本人選手はわずか3人でした。一方、2021年にセ・リーグ本塁打王を分け合った岡本和真(巨人)村上宗隆(ヤクルト)は、ともに100試合以上三塁手を務めており、強打者による三塁ポジションの伝統が今も受け継がれていることを示しています。