全国高等学校野球選手権大会

全国高等学校野球選手権大会は、毎年8月に兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開催される、日本高等学校野球連盟(高野連)と朝日新聞社が主催する高校野球の全国大会です。1915年に第1回大会が始まり、当初は「全国中等学校優勝野球大会」という名称でしたが、1948年の第30回大会から現在の名称に変更され、球場も1924年の開場以来、この「聖地」で行われるのが定番となっています。優勝旗は「深紅の大優勝旗」と呼ばれる象徴的な存在で、大会は5年に一度、記念大会として特別に実施されます。出場資格は各都道府県の地方大会を勝ち抜いた代表校に与えられ、現在は全国から約3,500校が参加し、熱戦を繰り広げます。特筆すべきは、甲子園球場がこの大会の開催を目的に建設されたため、現在でも主催者側に使用料が請求されていないという点です。また、戦後はGHQの接収により一時的に他の球場で開催されましたが、ファンの熱い声援と「死者のロード」と呼ばれた時代を経て、現在でも高校球児たちの憧れの舞台であり続けています。