早稲田大学野球部

早稲田大学野球部は、東京六大学野球連盟に所属する名門チームであり、慶應義塾大学と並び日本野球の創成期から発展を牽引してきました。1901年に安部磯雄を部長として正式に創部され、1903年には慶應との初の「早慶戦」が実現、1905年には日本球界初の米国遠征を敢行し、最新の戦術や用具を持ち帰って日本野球に革命をもたらしました。戦前は飛田穂洲監督の下で黄金時代を築き、戦時中も「最後の早慶戦」を強行するなど野球の灯を守り抜き、戦後は1946年に戦後初優勝を果たして天皇杯を初めて拝戴しました。しかし、1980年代には受験難などから低迷期を経験し、優勝回数最多の座を法政大学に譲る屈辱も味わいました。21世紀に入ると大学の強化方針転換により和田毅鳥谷敬青木宣親らスター選手が集結し、2002年春に部史上初の4連覇、2003年秋には史上初の10戦全勝優勝を達成するなど、往年の輝きを取り戻しています。現在も早慶戦は球界最大の伝統的な名勝負として、多くのファンを魅了し続けています。