窃盗

窃盗(せっとう)とは、他人の財物を所有者の意思に反して持ち去る行為で、「こっそりと」行う点に特徴があり、倫理的非難に加えて民事・刑事の両面で法的責任が問われます。
日本の警察庁の犯罪統計では、空き巣や金庫破りなどの侵入盗、自動車・自転車盗などの乗り物盗、ひったくりや万引きなどの非侵入盗に大別されます。
対象や手口は多様で、下着泥棒、畑泥棒、文化財泥棒から、キャッシュカードのスキミングや電気窃盗といった現代型犯罪まであり、パチンコの不正行為(ゴト)も窃盗罪で処罰されます。
歴史的な著名人では、安土桃山時代の石川五右衛門や、貧しい人々を助けた江戸時代の義賊ねずみ小僧が有名で、対策として鍵や鎖のほか、RFIDタグによる持ち出し検知などが用いられています。
また、仏教では「不偸盗戒」としてこれを戒め、国際的には盗難美術品の捜索を行うアート・リカバリー・グループなどの専門組織が存在します。