気圧

気圧(大気圧)とは、空気の重さによる圧力で、海面では約1気圧(1kgf/cm²)に相当する力がかかります。標準気圧は1954年の国際度量衡総会で正確に101325パスカル(Pa)と定義され、単位記号はatmですが、現在の天気予報ではヘクトパスカル(hPa)が使用されています。気圧は高度が上がるほど低下し、富士山頂で約0.7気圧、エベレスト山頂では約0.3気圧になります。また、気圧の差は風を生み出し、緯度差や海陸の熱容量差によってハドレー循環モンスーンなどの大規模な大気循環を引き起こします。さらに、ストローで飲み物を吸う、吸盤がくっつく、スクーバダイビング後の減圧症予防など、私たちの日常生活や生命現象の多くがこの大気圧に深く関わっています。